Pythonを勉強していく上で、最初に理解しなければならないのが変数です。変数はプログラミングをする上で常に登場します。今回は、変数の基本について紹介します。

変数とは

変数とは、プログラミング上で数値や文字などの「データを入れておくハコ」に付けた名前のようなものです。

例えば、ハコAに3を、ハコBに10を入れ、その結果をハコCに格納する場合、以下のような書き方をします。

A = 3
B = 10
C = A + B

print(C) # 13が出力される

3と10が入ったハコにそれぞれ、A・Bという名前を付けて、それらを足した13が入ったハコにCという名前がつけられている というイメージです。少し回りくどい感じがしますが、プログラミンではひとつひとつ順を追って示す必要があるため仕方がないと理解してください。

また、A,B,Cのようなハコのことを「変数」と呼び、それぞれの名前のことを「変数名」と呼びます。
変数は学校で習う数学などでも登場しますね。それと同じだと考えて大丈夫です。

変数の基本

変数の定義

他のプログラミング言語の中には、「変数宣言」や「型宣言」というものが必要とされるものもあるのですが、Pythonでは、変数宣言や型の宣言は必要ありません。上の例で示したように、変数名と値をイコールで結べば変数として使用することができます

変数名 = 値(または、式)

変数の命名規則

変数名はある程度自由に名前をつけることができるのですが、一定のルールがあります。

利用できる文字

まず、変数名として利用できる文字列はいかのとおりです。

・半角英数字
・_(アンダーバー)
半角英数字

変数名は、基本的に半角の英数字が用いられます。またPythonでは、大文字小文字は別の文字として識別されます。一般的には、全て小文字を利用するケースがほとんどです。

_(アンダーバー)

変数名にはスペースは使用できません。そのため、2つ以上の単語を用いる場合は、_(アンダーバー)で単語同士をつなぐようにします。一般的には、わかり易くするため、list_numberのように型名をアンダーバーでつなぐことがあります。

名前に使えない文字

変数名をつける上で、禁止されている文字があります。

・変数名の1文字目に数字は使用しない
・Pythonの予約語は使用しない
変数名の1文字目に数字は使用しない

例えば、1文字目を数字にした変数名を定義すると以下のようなエラーが返ってきます。

100x = 100
print(100x)
# エラーが出る
SyntaxError: invalid syntax

また、1文字目にアンダーバー(_)を利用することは可能ですが、通常の変数名とは別の意味合いを持つため、最初は使わない方がいいです。

Pythonの予約語は使用しない

予約語(キーワード)とは、Python言語で既に使用されている単語のことで、重複した場合に、どちらを指定しているのか判断ができなくなってしまうために、使用を禁止されています。

予約後の一覧は以下のコマンドで確認ができます。

import keyword
print('\n'.join(keyword.kwlist))
予約語
False
None
True
and
as
assert
async
await
break
class
continue
def
del
elif
else
except
finally
for
from
global
if
import
in
is
lambda
nonlocal
not
or
pass
raise
return
try
while
with
yield

たくさんありますが、学習していくうちに出てくるものばかりなので、最初から無理して覚える必要はありません。

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変数の基本について書きました。変数を理解することがPython学習のスタートとなります。何度も繰り返し触れることで、自然と身についてくると思います。諦めずにトライして下さい。

長くなってしまったので、データ型については、次回の記事で書きたいと思います。